家庭への連絡は、
○親に保育について関心をもたせ、正しく理解してもらう。
○園の保育内容、方法について理解と協力を得る。
○我が子だけでなく全体に目をむけ関心をもたせる。
○親としてふさわしい成長の協力をしてもらう。
を念頭に、私たち保育士がプライドをもって保護者と関わることにより正しく伝わり、親としての自覚が芽生え、より子どもとの密接な関係ができると思います。
そして、連絡は園から一方的に伝えるのではなく、保護者の言葉を聞く、受け入れるという姿勢を忘れてはならないと考えています。
保育記録
指導計画など全体の記録もありますが、乳児は特に個人の記録を詳細に取っていきます。登園時に保護者より受け入れる際、視診や触診をしながら家庭での様子を聞き、さらに家と園の連絡帳である『生いたちの記』に書かれている起床時の体温、睡眠時間、夕食や朝食のメニューや時間、排便の状態や回数、家での様子、降園予定時刻などに目を通してから、その日のデイリー表に書き移し、保育開始時に他の保育者に報告します。
デイリー表には日付、天候、保育日案、保育の実際、在籍者数、出席者数、欠席者数、欠席者名、献立の他、個人別に体温、ミルクや食事状態、排泄の時間や状態、記事や連絡などを書き、一人ひとりの状態をより詳しく把握すると共に園での様子を体温、排泄(時間別に排尿や排便の回数や時刻)、食事やミルクの摂取状態(10時、昼食、3時)や変更時の状態、午睡時間、保育時の様子や連絡を『生いたちの記』に記載して保護者に伝え、家庭と園の双方より子どもたち一人ひとりの状態を的確に把握するようにしています。