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乳児の生活リズム

0歳児の生活リズムはまだ決まっていません。したがって1日24時間の流れを視野に入れなければなりません。家庭⇒保育園⇒家庭と生活が連続しているととらえています。保健と安全に充分配慮して、個人差に応じて欲求を満たし、次第に生活リズムを作っていきます。

1〜2歳児は、生活リズムが整い始めていますが、個人差があります。一人ひとりの様子を見ながら、無理のないように一日の保育を進めます。

最近は、生活リズムを大人に合わさせられて、夜更かしをする子どもが多いようです。徐々に「早寝早起き」の習慣を身に付けるよう、懇談会などの折にお願いしています。

 

栄養管理

子どもの授乳・食事などは、その健康や発育・発達はもとより、精神形成にも大きく影響します。園生活の中で最も重要な意義があります。また、アレルギーによる除去食や食中毒、消化器系の感染症のこと等も常に念頭におかなければなりません。

離乳食の開始時期は個人差がありますが、おおよそ生後5か月を目安としています。初めは、離乳食を日中1回与えます。足りない分をミルクで補います。離乳食を飲み込むことと、舌ざわりや味に慣れることが、主な目的です。

離乳が進むにつれて、家庭との連絡を密にして、食品の種類、固さ、栄養のバランス等に差異がないようにします。

 

 

 

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