日本財団 図書館


所沢市との連携を図りながら、ニーズに応える保育に取り組んでいます。

 

職員の協力

私自身が保育者として、優々保育園の保育士に常に言っていることは、「物事をきちんと観る心」の大切さです。先に述べた思い出ノート作りにしても、園児一人ひとりが、大きくなっても園生活が身にしみ込んでいるよう、やさしくて中身のある人間に育つよう、心を繋ぐ保育理念に裏打ちされています。

全クラスが複数担当制をとっていますが、地域の子育て支援のためには長時間保育となるため、朝と夜のひとときは合同保育で対応しています。保育士は、自分のクラスの園児だけを把握するのではなく、全職員が、担当者と同じ関わりができるよう、園児の生理的・心理的個性の把握に努めています。

そのためには、職員間のタテ・ヨコ・ナナメの緻密な「ほう・れん・そう(報告・連絡・相談)」体制の確保が重要です。毎日朝礼を行いますが、出席者は限られるため、各セクションでの連絡事項の報告は徹底します。どの園児がどんな病気かなどの状態も、細かく報告されます。

また、園児に関する職員の連絡事項は、所定の場所に置かれている連絡ノートを通して周知徹底をしています。

職員の保健衛生意識も高く、温もりのある人間関係作りに努めています。

 

保育士と親の育児観

時代の移り変わりとともに、親の育児観も変化しているようです。

 

 

 

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