・その月にクラス全体で経験させたい活動、人や物との関わり等、環境を中心としたとらえ方で計画します。環境を中心にするということは、保育士の配慮、援助が計画の中の大部分を占め、乳児の自発的な遊びを促し、保育士の関わり方を問う月案です。
◇個人月案
乳児個々の発達に合わせ、その月にその乳児に発達を促していきたいことを計画します。その際に遊びや発育発達の部分を中心にとらえますが、乳児の情緒的なところを保育士がどの様にとらえ関わることが大切かということを細やかに配慮し、計画の中に入れています。
◇離乳食状況表
家庭との連携のもと離乳食を進めていく大事な記録であり、離乳食を計画していくうえでの資料となります。
◇健康管理表
・出産時の状況、これまでの育ちの経過
・病歴、既往症、予防接種状況、アレルギー状況
・定期健診の結果(定期健康診断)
・園での健康診断の結果
以上の項目を正確に記録し、保育を進めていくなかで乳児をよく把握し、理解しながら育てていく目安の一つともいえます。
◇身体測定表
毎月10日に測定し、家庭に知らせます。また、パーセンタイル曲線で発育状況を把握し、身体の異常、肥満などに早期に気づき、対応できるようにしています。また、近頃とみに問題が起きている虐待の有無等(身長、体重ともに増加しない場合)も含め、重要なものです。