現在、STS会計は財政的に黒字になっており、年間上限104チケットを208チケットに増やす計画も検討されている。ストックホルム県の場合、通院のためのSTSは無料である。
c. 予約・配車
配車プランニングは、なるべく効率の良い計画を行い2人以上の相乗りになるよう考慮されている。相乗りは全体の3割程度実施されている。利用者は予約時間の希望を15分単位で申し込むことができる。配車予定時刻の20分前であれば、利用者は予約を変更することができる。利用者のリクエストは希望通り受け付けられる。アメリカのパラトランジットのように、配車の都合上、事業者が予約希望時間の変更をお願いすることはない。予約・配車の流れは図5-4-3-1に示した。