出所) SL資料
3] 障害者のリファレンスグループ
障害者のグループと年に4回定期会合がもたれている。大きなプロジェクトを導入する時は、多くの場合、リファレンスグループ(意見をもらう障害者組織等)に諮問する。こうした取り組みを導入したのは、1981年の国際障害者年を期に、ストックホルム県の決定により、障害者の交通利用環境の改善を実行するための具体的方法を示すことが求められたためである。
県の障害者担当部局、SLおよび障害者団体の代表などから構成される公共交通委員会が設置されている。具体的には、国連で決定された障害者の機会平等のための標準規則を実践するための活動が主体である。
公共交通のバリアフリー化が進んだ場合、重度障害のある人以外は、STSではなく公共交通を利用してもらう方向が、現在の考え方である。