3] 交通モードごとのアクセシビリティ対策
a. バス
i) ローフロアバスの導入
1986年から「アクセシブル・バス・フォー・オール」という取り組みが実施されている。しかし、いまだに古いバス車両が600台近く残っており、早急な検討が必要と認識されている。残された旧型バスの多くは2階建てロンドンバスで、出入口が最後部に1ヶ所のみで、乗客がドライバーのところまで行くことができない。そのため、現在でも車掌が乗車して運賃を徴収している。そうした車両も次第に減ってくるのは確実であるが、1つの案として車掌を活用して介助を行うことなども検討されている。