介助者は一段後ろに乗ります。ただし、下りの場合は、転落防止のため必要に応じて、一段前に乗る場合もあります。お客さまの意向を確認して下さい。
1人での利用を希望された場合、お客さまの手をベルトに誘導します。
エスカレーターの終点が近づいたらお客さまに声をかけます。お客さまが、ベルトの変化や足の裏で終点を検知して、降りるタイミングをはかるのが一般的です。
→「間もなく終点です。ご注意下さい。降りたら通路を左に進みます。」など。
3] エレベーターでの介助
お客さまにエレベーターに乗る旨を伝えます。
エレベーターの出入口は、狭い通路の通行方法を参考に誘導します。必要に応じてボタンの位置などを知らせます。
コンコースからホームへの移動で、二方向貫通型(入口と出口が停止階によって異なる)エレベーターも一部で普及しています。出入口が異なることにより、方向感覚を失わないようにお客さまに知らせます。
混雑時にはその状況を伝えて、周囲の人に白杖があたらないように注意します。