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4] トイレへの案内

トイレの前まで案内し、中の様子を伝えます。介助者が同性ならば、必要に応じて中に入り、便器や手洗いの位置を伝えます。

個室の場合は、洋式か和式か、ペーパーホルダーや水洗ペダルの位置などを知らせます。また、荷物棚やコート用フック、ドアの施錠方法を知らせます。

 

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必要な装置の場所を知らせます。

 

介助者が同性でない場合は、必要に応じて周囲のお客さまの協力を求めて、案内してもらいます。

 

きめこまかな配慮

お客さまは誘導されている立場上、トイレの利用が言い出しにくいものです。介助する側の気配りが必要です。

男性用手洗いの小便器は、周辺タイルと便器の色のコントラストがないと、弱視の方でも判別が困難です。必要ならば所定の位置を伝えるようにします。

 

 

 

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