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2] お客さまのニーズを把握する

単独での移動に慣れている視覚障害者のお客さまの中には、必ずしも介助を必要としない場合があります。「誘導しなければ」と考えるのではなく、必ずお客さまの必要とする介助を確認します。

 

(2) 誘導方法の基本

お客さまが介助(誘導)を希望した場合、どのようにしたらよいか尋ねてから介助を行います。一般的には、介助者が白杖を持っていない側の半歩前に立ち、お客さまに腕をつかんでもらいます。

 

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誘導の基本姿勢

 

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身体の向きは平行で

 

→「よろしければ私の腕におつかまり下さい。どちら側がよろしいですか?」

 

 

 

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