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5. 視覚に障害のあるお客さまへの接遇・介助

 

視覚障害には様々な種類や程度の違いがあります。視覚障害者というと、まったく見えない全盲の方を想像しがちです。しかし、弱視(ロー・ビジョン)といって、光を感じたり物の輪郭等を判断できたり、矯正すれば視覚障害者誘導ブロックの黄色いラインを目印に外出できる人たちもいます。また、下図のように視野の一部に欠損があり、周囲の情報を十分に視覚的に捉えることができない障害もあります。

弱視のお客さまの場合、周囲の明るさや対象物のコントラスト等の状況によって、同じ物でも見え方がまったく異なる場合があります。「1人で歩いているから切符も買えるはずだ」とか、逆に「視力に障害があるから一部始終介助しなければならない」という断定は禁物です。お客さまのニーズ、状況に応じて必要な介助を提供するように心がけます。

 

はじめに(視覚障害による視野障害の例)(イラストの配色は視野障害とは関係ありません。)

 

052-1.jpg

正常な視野

 

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弱視ではっきりと見えない様子

 

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中心暗点

 

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周辺視野狭窄

 

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視野欠損

 

 

 

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