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(5) 垂直移動における介助

1] エレベーターでの介助

ドアの幅が十分か確認します(基準では最低80cmです)。

エレベーター入口の溝にキャスターが落ちないように、溝に対してキャスターが直角になるようにします。

他の利用者にフットレスト等があたらないように注意して乗り込みます。

降りる時は出口付近の安全を確認して降ります。

 

後ろ向きで出入りする場合

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乗り降りする時にお客さまからの要望や、安全上の問題がない限り、前向きか、後ろ向きかはその場に応じて対応します。また、周囲の混雑の状況やエレベーターの大きさによっても柔軟に対応します。かご内に十分なスペースがなければ無理に転回する必要はありません。

 

 

 

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