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●乗降に関連する記述では、鉄道だけではなくバスとタクシーにおける接遇・介助にも触れており、鉄道の現場以外でも使用することができます。

 

―利用法―

●初任者研修、定期研修などに取り入れて利用することはもちろん、高齢者や障害者への接遇・介助にテーマを絞った研修の教材としても使用できます。

●研修を受けただけではなかなか知識や技術が定着しないという現実を考慮して、このマニュアルを日常業務の現場に常備し、必要な時に参照できるようイラスト等でわかりやすく見やすい工夫をしています。

●研修においては、障害者当事者が参加して、実際に不便を感じていることや公共交通機関を利用するときのニーズを把握することが重要です。障害者の方による講義及び専門家による実技指導を行う際の便宜を図り、講師派遣や情報提供などの協力が得られる障害者団体、専門機関等の連絡先を記しました(巻末資料)。

●紙面や時間の制約により、すべての必要な内容を不足なく網羅しているわけではありません。内容の充実・改善は、今後の検討でさらにすすめられる予定です。

 

※本書には、事業者によっては推奨していない介助方法および一定の訓練が必要となる身体介護技術も含まれています。

 

 

 

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