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パネル討論はオーガナイザーの人選と依頼を行い、テーマ設定、パネリスト等人選、原稿依頼、討論会運営等はオーガナイザーに委嘱した。論文数はPD1が6編、PD2〜4は各4編、合計18編である。

一般講演応募数の経過は以下の通りである。応募数は締めきり1ヶ月前の平成11年8月31日時点で98件であった。9月10日に論文委員会幹部会を開催し、詮文概要提出締め切りを1ヶ月延期(平成11年11月1日)し、応募数積み上げ60〜70編を目標とした。学会誌平成11年10月号会告で締めきり延期を通知するとともに主要企業等に応募を依頼した。応募数は158件に達し、論文概要が提出されなかったもの2件を除き、156件(内48件海外)が査読を経て受付が認められた(平成12年2月9日)。2nd Announcementの仮プログラム作成後、追加4編の承認、取り下げ7編があり、最終プログラム作成時の論文数は153編(内45編海外)となった。図1にアブストラクトと本論文受付状況を示す。表1に国別論文数をSL、KN、PDと一緒に示す。一般講演153編の内、論文提出期限を過ぎて発表が取り下げとなったもの1編、論文は提出されたが講演が無かったもの3人4編、発表当日登録はされたが講演されなかったもの1編、合計6編(すべて海外)が発表されなかった。

講演会会場と出席者のバランスはおおむね良好であった。第1室は第1日目の特別講演、基調講演が約200人、第3日目の基調講演とパネル討論会が90〜110人程度の出席であった。第2室のDiesel Engine,Emission&Control,Gas Engines,Turbochargers関係が80〜90人、第3室のDiesel Combustion,Diesel Spray45〜55人、Engine Control, Fuel & Combustion 30〜35人、第7室のWearin Engines 60人、Lubrication45〜55人であり、他のセッションは15〜25人で極端に少ないセッションはなかった。

 

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図1 ISME TOKYO 2000

論文応募状況と採択論文数の状況

 

発表用器材は、OHPがまだ主体であるが、168件の発表に対して、PCプロジェクターの使用が50件近くになった。一方、スライドは数件であった。PCプロジェクターは全室で使用され、直接経費約120万円が支出増となった。接続については業者が責任を持ち基本的には問題がなかったが、発表の前に機能チェックがされていなくて口頭発表だけになったものが1件あった。プレナリセッション会場の第1室は天井が低く、プロジェクションの大きさに制限があったのは反省材料である。

講演時間を15分、討論5分にしたが、発表時間は20分はほしいとの意見があった。休憩時のコーヒーサービスは好評であったが、第3日目午後のパネル討論会にCoffee Break without Coffee となったことは不評であった。

論文集は特別講演1冊、講演論文集2分冊とし、印刷部数は予定登録者十50部の500部とした。綴じ込み論文数は172編であるが、基調講演1編、パネル討論1編の2編は印刷最終期限に間に合わず別刷りとなった。

 

表1 ISMETOKYO 2000国別論文数

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