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報告

 

開会式について*

 

第6回舶用機関国際シンポジウム

実行委員会・総務委員会委員長 井野幸雄**

 

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写真1

 

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写真2

 

開会式は、2000年10月24日(火)9時30分より都市センター会館501号室(オリオン)において盛大に挙行された。260名収容出来る同室は、定刻の9時30分にはほぼ満席となり、ISME2000実行委員長である岡實氏(日本海事協会)の司会により、下記のプログラムに従って進められた。

 

開会の辞;

ISME TOKYO 2000組織委員長

佐藤準氏

((社)日本舶用機関学会前会長)

来賓祝辞;

1. 運輸省海上技術安全局長

谷野龍一郎氏

2. 日本造船学会会長

間野忠氏

3. 英国舶用機関学会(I.Mar.E.)の代表

Prof.A.P.Roskilly

歓迎の辞;

日本舶用機関学会会長

青木雄二郎氏(エヌケーケー総合設計)

 

来賓3名と主催者側代表3名が壇上に着席し、向かって最右端の司会者により開会式が進められた(写真1)。

先ず、佐藤ISME組織委員会委員長が紹介され、同委員長によって開会と歓迎の辞が述べられた。新技術を開発するに当たっては、「3高・2低」、即ち、高い品質、信頼性、安全性と低い公害、価格、が重要でこのためには、科学・技術の進展が是非必要で、本シンポジウムの開催意義もこの点にあるという宣言に参加者から大いなる拍手が湧き起こって開会の幕が切って落とされた(写真2)。

次に、運輸省海上技術安全局長谷野龍一郎氏が紹介され、同氏より「現在舶用機関に望まれているものは、省エネルギー・高効率化、容易な操作性そして地球的規模での環境保全であり、運輸省では低NOx、低燃費、高効率を目標としたスーパーマリンガスタービンの開発を国家プロジェクトとして推進している。このような時期に、マリンエンジニアリングの部門における新技術の萌芽と開発を期待してをメインテーマとした本シンポジウムの開催は大変意義深い。」という骨子の祝辞が述べられた(写真3)。

次に、日本造船学会会長間野忠氏が紹介され、同氏より「21世紀は、地球環境保全のためのなお一層の努力が要求される。

 

*原稿受付 平成12年12月11日

**正会員 (財)日本海事協会(千代田区紀尾井町4-7)

 

 

 

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