専門家と社会におけるリスクの受容性に関する判断のズレはリスク認識の違いであろう。神田らは30の各種事項に対する認識を比較している。
Slovicがリスク認識や受容性に影響を与えるとした要因を示している。
またCovelloは社会のリスク認識に見られる心理学的特性を述べている。
7) リスクの比較検討解析方法
リスクの許容性・受容性は国際安全規格の定義類(現今の社会的価値観から許容・受容されるリスク)に従い、下記イ)〜ハ)等に示した方法による比較により判断が可能となる。これを表1参照にまとめている[04]。
イ) リスクと便益との比較
ロ) 代替手段のリスクとの比較
ハ) 日常的に遭遇するリスクとの比較