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図2.6.1 電気式可変ピッチプロペラ遠隔操縦装置の例

?@ 変節ハンドル

?A 応答指針

?B 発令指針

?C 刷小

?D スリップリング

?E シンクロ制御受信器(SFM)

?F セット用電磁石

?G 駆動電動機

?H ウォーム減速歯車

?I リミットスイッチ

?J 翼角指針

?K シンクロ制御発信器(SFG)

?L シンクロ制御発信器(SFG)

 

2.6.3 シュナイダプロペラの遠隔操縦装置

シュナイダプロペラには、スピードコントロールレバーとラダーコントロールレバーとがあり、操舵室、船橋に設定した操縦スタンドから、リンク機構によりプロペラ室のシュナイダプロペラを変節させる機械式を一般に用いる。このリンク機構を油圧式、電気式にした船も建造されている。

シュナイダプロペラを2基装備する場合には、ラダーコントロールレバーを両舷機連動させる方式がとられる。

(1) 機械式

一般に用いられている機械式は、船橋の操縦スタンドからリンク機構を用いてプロペラ室内のシュナイダプロペラ、ラダー及びスピードコントロールレバーを制御操船する方式である。

操作を軽くするために、ロッドの途中にスプリングを入れてバランスをとっている。

また2軸船の場合、スピードコントロールレバーは各機独立操作もできるが、ラダーコントロールは両舷が完全連動操作のため、低負荷、高負荷の両舷機の出力調整をとくに入念に行う必要がある。

 

 

 

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