例えば次のような個所に装備する。
ア. ボイラ出口と各減圧弁の間
イ. 各減圧弁の下流にあるヘッダー
ウ. カーゴポンプ用、給水ポンプ用、ターボ発電機用蒸気主管
図8.4.20
(3) 甲板蒸気、タンク加熱用蒸気、タンククリーニング用蒸気管など、甲板部との取合部には甲板の配管状態を検討して、要すればドレン処理を考慮すること。(図8.4.21)
図8.4.21
(4) カーゴポンプ蒸気管は主管よりドレンが流れこまないような枝の取り方をすること。
(図8.4.22)
図8.4.22
(5) 口径100A以上の蒸気管と排気管は、熱膨張に対して特に注意すること。(図8.4.23)
図8.4.23
(6) 蒸気管や排気管など保温を要する管は、保温の厚みを考慮して配管すること。(図8.4.24)
図8.4.24
(7) 減圧弁は減圧前の管と減圧後の管の配置を考慮して、管が最も短かくなるような位置に配置すること。(図8.4.25)
図8.4.25
(8) 安全弁逃し側のウエストパイプは傾斜をとりスリーブジョイント出口付近に固定バンドを設けること。(図8.4.26)
図8.4.26
(9) 余剰蒸気圧力調整弁付近の配管は、余剰蒸気が発生したらバイパス弁で十分ライン中のドレンが抜けるように配管し、圧力調整弁の動作が良くなるようにすること。
(10) カーゴポンプタービンの排気出口管は、管の重量が直接タービンにかからないようにサポートを考慮すること。(図8.4.27)
図8.4.27
(11) 温度調整弁などのセンサー取付けは、できるだけ流れの中心に接触するように取付けのこと。
(図8.4.28)
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