(18) バタフライ弁をポンプなどに直接取付ける場合には、弁の開閉ができるかどうか、機器の内径をチェックすること。
(19) ディーゼル主機前部の両舷交通管は、主機台板前端より500mm程度離して配管すること。(計測用スペースの確保)
8.4.3 甲板裏の配管
(1) 甲板裏の配管は原則として全部、地上ブロックで取付ける。
(2) 甲板裏の配管は人目につきやすいので、美観をそこねないように注意すること。
(例えば、管が密集して平行に配列される場合には共通バンドを使用する。)
(3) 電気機器の上部の配管はでぎるだけ避けること。止むを得ず配管する場合には、その付近にフランジを配置しないこと。特に主配電盤の上には配管しないこと。
(4) 補機器吊上げ用のアイプレートの下には配管しないこと。
(5) 補機用のリフティングビームと平行して配管する場合には、ビームの両側に150mm以上離すこと。
(6) 主電路と平行又は交差して配管する場合には、原則として500mm以上離すこと。
(7) 上面開放型の給水コシ器タンクの上部には、海水燃料油、潤滑油を配管しないこと。やむを得ず配管する場合はフランジ継手を設けないこと。
8.4.4 台甲板上の配管
(1) 減圧弁を配置する場合には、ドレンの処理を考慮して配管のこと。(図8.4.19)