日本財団 図書館


(a) すき間は4〜6mmまで開ける。これは裏溶接不能のため当金板によく溶触させるためである。

(b) 裏当金板によく膚付けする。

(c) 開先面は滑めらかにする。

(d) 開先面内には仮付しない。

(e) 目違いピースを使用する。(100〜150mm間隔に)

(f) 目違いがあれば膚付ピースにて目違いを直してから取付ける。

 

2.5 仮付ピース取付要領

船内取付作業には、仮付ピースを使用する場合が多い。安全の面からこの仮付ピースの取付けに当っては、正しく確実な溶接要領で実施しなければならない。

 

2.5.1 溶接棒の種類

B & C … 4mm

G-200 … 3.2mm

TB-24 … 3.2mm

 

2.5.2 電流の強さ(A)

160-1.gif

 

2.5.3 溶接要領

(1) 位置決めピース

160-2.gif

図2.9

 

(a) ビードの長さは40mm以上とする。

(b) ビードの廻しは確実にする。

(c) 適正電流を使用する。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION