寺院も地域のリーダーへ 参加呼びかけ
渉外
【10月4日】
委員として参加した「東京都ボランティア・NPOとの協働に関する検討委員会報告『協働の推進指針策定への提言』について」が発表された。骨子は、1]「協働の推進プラン」を策定し、概ね3年で実行する、2]「協働による都民の新たなニーズへの対応」「事業の見直しによる協働の拡大」等である。
(和久井)
【10月26日】
鎌倉・建長寺派の住職の方々に「寺院と高齢社会とどう向かい合うか」でお話しする機会を得た。子供の「生きる力」、高齢者自身による高齢社会への挑戦、ミニデイサービスの視点より、地域のリーダー・資源としてのお寺さんの社会参加を呼びかける。『さぁ、言おう』10月号「ホーム・スイートホーム」にお寺さんの章があり、これを結びとした。
(和久井)
勤労者マルチライフ支援事業運営部会開始
米沢市高畠町教委にふれあいボランティアシールを提案
社会参加システム推進グループ
【10月3日】
労働省(厚生労働省)の勤労者マルチライフ支援事業運営部会・第1回会合に出席。勤労者がボランティア活動等で社会参加することで、仕事以外の世界にも目を向け、地域社会での人的ネットワークを構築したり、退職後の生きがいづくりにつなげてもらうのがその目的。
この種の取り組みはすでに多くの関係者が実施し、それなりの成果を上げておられ、表面的には今さらの感なきにしもあらずではあるが、労働省・日経連が本腰を据えて2年間にわたり取り組む姿勢を示されており、企業を取り巻くカルチャーを大転換するチャンス到来といえなくもない。官主導の取り組みは成功しない、地域の中小企業を巻き込むのは無理といった冷ややかな声も聞こえてくるが、「やってよかったね」と言っていただけるよう努力したい。
(蒲田)
(関連→本誌1月号付録版)
【10月17〜19日】
千葉県警東京空港警備隊にて、中村延夫さんの講演を傍聴した。訓練あけの隊員1日400名に「いまなぜ、ボランティア」と各地の警察の実例、高齢化の現状、当財団の目指すところ、助け合いの心など1時間余り講演。研修を終えた若い隊員が全国で活躍する日が頼もしい。
(吉田洋)