活動の第一歩に向けて…
服部恵津子さん 51歳
神奈川県
介護保険が始まって半年が経ち、いよいよ10月からは65歳以上の方からの保険料徴収も始まりました。私自身、義母を介護(要介護2)しながら時間を作ってヘルパーとしても活動している身ですが、保険開始前とその後の6か月を比較してみて、利用方法等にそれほど差を感じてはおりません。保険制度自体はこれから修正されながら、より使い勝手のよいものへ変わっていくだろうと思います。
今一番気になるのは、やはり介護保険制度だけでは、手助けを必要としているお年寄りの生活を支え切れない、という点です。堀田理事長が言われているように「心」の部分が重要なのです。気楽に何でも「助けて」と言い合える関係づくりです。そんな事をずっと思っていたら、それを実行している方と出会え、仲間に加えていただいて新しい一歩を進める準備をしているところです。
着実な第一歩ですね。
手づくり祭にぜひ!
中島晃士郎さん 61歳
茨城県
台風も去り、秋の収穫が片付きますと茨城県古河市では20年前から引き続き実施している市民グループによる「手づくり祭」が開催されています。今回も市内のボランティア団体が約50団体で実行委員会を結成、1年間の討議を経て準備を重ね、高齢者や障害児(者)を対象として参加者、延べ2万5000人位を楽しませました。会場内では「まつりの広場」「模擬店広場」「ボランティア広場」と分けて各種団体が得意とする催し物や食べ物を無料で来場者に提供するのが原則であって、対象となる市民の皆さんは胸ふくらませて待ち望んでいる企画です。私たちNPO法人ASP(安心サポートプランナー)も主目的とする福祉移送サービスの車両とヘルパードライバーを派遣し、障害者の送迎に奉仕しました。また、男性5名を雑貨整理員として参加させ、車の誘導、事故防止に努めたところです。古河市は春の4月頃は桃の花が満開となる日本一の街です。私たちが企画する「まつり」に来てください。
ワクワクする心が伝わってきます。