今後は、市の提供する一般行政サービス(介護保険の枠外)のホームヘルプサービスの指定業者としても名乗りを挙げる予定だとか。また、「たすけあいあさひ」を主体として「市民セクターよこはま」とも連携しながら、地域作業所やカルチャールームなどを擁した高齢者や障害者のための総合的な福祉サービス施設をつくる計画も上がっているという。法人格の取得によって受ける恩恵を上手に運営に取り入れながら、組織力や経営力を身に付けたNPOの先進地域としてのお手本となるベく、ぜひ、実現していってもらいたい。

　

お出かけサービスでシーパラダイス見学

　

神奈川県横浜市旭区に拠点を置くNPO法人たすけあいあさひは、「困ったときはお互いさま」の気持ちを大切に、「たすけあい」の気持ちの息づくまちづくりをすすめることを目的として設立された市民参加型、在宅福祉総合サービス団体。主な事業内容は1]ホームヘルプサービス(年中無休・24時間可)、2]移送サービス「オカピ」、3]駅前ミニデイサービス「おちゃのま」(月〜金　9〜17時まで)、4]介護予防型デイサービス「DAYあさひ」、5]配食サービスなど。正会員になるには、入会金1000円、年会費1000円が、利用会員になるには入会金3000円、年会費3000円が必要。利用料金は1時間に付き980円。このうち760円はサービスを提供した会員に、220円が会に入る。また、介護保険事業として、居宅介護支援、訪問介護、福祉用具貸与を行っているほか、ホームヘルパー養成研修も実施している(→連絡先は1月号掲載記事連絡先)

前ページ　　　目次へ　　　次ページ