だから、どうしても躊躇してしまう部分がありました。ですから私たちにとっては、法人格はどうしても取りたいものだったし、実際に取得したことによるメリットは計り知れません」
特に、介護保険事業への参入を果たしたことは大きいという。それはもちろん、「介護保険制度になっても、あなたに来てもらえるの?」といった利用者の切実な声に応えることが第一の目的であったが、公的サービスを担うことによって経営基盤が安定すれば、これまでの助成金頼りの慢性的な赤字運営から脱却することもできること。また一定の収益が上がれば、それを介護保険のサービスでは足りない部分や、移送サービスなど介護保険の対象外の分野をカバーするための財源に回すこともできるからだ。
1991年 9月
設立準備委員会発足。
1982年 2月
「たすけあいあさひ」設立。
1995年 7月
月1回の定例会ごとに、介護のためのミニ研修を始める。
1999年 4月
NPO法人になる。
1999年 8月
居宅介護サービス事業者の指定を受ける。
1999年 8月
NPO等によるネットワーク型横断組織「市民セクターよこはま」を立ち上げる。
1999年 8月
ホームヘルパー3級研修開講。
10月
ミニデイサービス「おちゃのま」、送迎サービス「オカピ」の事業開始。
2000年 4月
介護保険の枠内事業開始。
10月
横浜市より委託を受け、介護予防型デイサービス「DAYあさひ」の事業を開始。