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介護保険の枠外活動をどう根付かせるか?

千葉・栃木で講演

自治体プロジェクト

 

【2月4日】

静岡と滋賀を訪問。まず静岡では県健康福祉総室・後藤地域福祉室長と面談。中山間部の龍山村、森町、河津町のモデル事業を計画中でインストラクターの協力が求められた。3月に県社協の主催による講演会の基調講演も依頼される。続いて大津市介護保険準備室・北川室長とも面談。権利擁護の取り組みで先進的な自治体である。滋賀県は県民課、高齢福祉課を訪問した。(和久井)

 

【2月15日】

千葉県浦安市は、公民館活用のユニークな都市型図書館で注目されている。テーマ「市民・行政・企業のパートナーシップ」の内部講演会で、市の課長補佐以上を対象に講演する。緑あふれる街にするため、子供を中心に公道に苗木を植え、みんなで育てていくという自然観察をしながらの街づくり、初期のマンション住民が退職期を迎える時期でもあるので、介護保険の枠外サービスへの参加を通じて地域活動に参加すること等、行政と市民の協働による街づくりをお話しする。(和久井)

 

【2月25日】

栃木県社協主催の講演会「住民参加型福祉サービス団体の今後の方向性」で講演する。介護保険と日本社会の方向性、介護保険両輪論(介護保険とふれあいボランティアは車の両輪。―身体の安心は介護保険で、心の安心はふれあいボランティア活動で)について述べ、さらに地域の課題については市民・住民が自ら考え、行政に提案し実践する視点から住民参加の動きがどれだけできているか、枠外サービスのニーズに対して提供者はどうか、地域ストックの発見と活用等についてお話しする。(和久井)

 

 

 

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