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ボランティアのサポートはどこまでか?

村田尚子さん 52歳 京都府

 

2月号・ここが問題「自立と介護の二本立て」を読んで感じたこと。私のコーディネーターでぶつかったケース事例を並べます。

1] 85歳の男性、1人住まい、奥様は1年前に大腸がんで亡くなる。子供3人、遠距離に在住、1年前に長男より依頼、自立しており介護など必要なく1年ヘルパーでサポートしていると昨年暮れに一過性痴呆症(寂しさから不安感大なり)になり、混乱状態続く。子供たちの世話により、1月半ばより自立取り戻す。市の介護支援センターヘルパー2回、草の根団体(NALC(ナルク))2回、夕食、弁当などと落ち着いているが、痴呆症があるならボランティアではだめだから市に移管せよとの指示。これからが私たちボランティアの活動が必要なのにと疑問。

2] 他県に住んでいる両親を、一人娘さんが困って依頼。父親が完全看護の病院に入院。朝8時の水一杯をあげてほしい、母親が病院に来るまでの1時間だけ。この依頼にも看護は病院に…ナースコールを押すだけでいいから→ダメ。

3] 歩行できない50歳の女性の入浴方法。介護福祉士でないからダメ。

 

 

 

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