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新しいふれあい社会の創造に向けて市民の声を社会の制度づくりに反映

 

団体設立に向けたリーダーの養成や担い手づくりの仕掛けといった直接的な活動はさわやか福祉財団のいわば核となる事業。しかし、新しい時代を支える仕組みづくりを行うためにはそれだけでは不十分で、前提となる環境整備にも力を入れている。

これまで、理事長堀田力をはじめとして、さわやか福祉財団内関係者が理事、委員等を務めて参加した外部会議・協会等は100近くを数える。中でも医療保健福祉審議会や教育課程審議会、国民生活審議会、社会保障構造の在り方について考える有識者会議など国の政策方針の中枢となる場では、時に激しく議論しながら市民からの視点を強く訴え続けた。また、時どきの社会情勢をすばやく判断して外部組織と連携しながら、市民活動への流れを率先して作り出してきた。

今後、非営利活動が担う役割はさらに増えていくだろう。日本の社会を変えていく大きな原動力、旗振り役として、さわやか福祉財団に寄せられる期待は大きい。これからも全国の市民や市民団体の声を力に「新しいふれあい社会づくり」に向けて全速力で走り続けたい。

 

 

 

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