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「高齢者年NGO連絡協議会」

国際高齢者年の理念を全国に

〜すべての世代のための社会をめざして

 

1999年は国連が定めた「国際高齢者年」。さわやか福祉財団では、高齢者年に関する事業の官民橋渡しや情報交換・連携強化のための共同組織として、高齢者問題に取り組む39のNGO(非政府組織)と「高齢者年NGO連絡協議会」(高連協)を立ち上げた。代表には日本ウエルエージング協会の相原三郎理事長とさわやか福祉財団理事長の堀田力が就任、国内外の情報、国内イベント情報、シンポジウムなどを通じてその理念の普及に努めた。

高速協では「高齢者の自立、参加、ケア、自己実現、尊厳」を盛り込んだ国連原則を踏まえ、「すべての世代でつくろうふれあい社会」を統一テーマに積極的に活動を行ってきた。昨年9月15日の敬老の日に開催したシンポジウムでは、その思いを「高齢者憲章」として発表した。国際高齢者年は幕を閉じたが、高連協解散後はその思いを引き継ぐ形で新たな組織「高齢社会NGO連携協議会」を創設し、活動を行っていく。

 

 

 

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