社会参加システム推進事業
「心の教育」の原点
「おばあちゃんに花をあげたら、すごく喜んでくれたよ」「車イスってとっても大変だね」。高齢者とのふれあい活動を通じて、子供たちは自然に思いやりの心を学んでいく。「人は一人では生きていけない。だれもが支えあって生きている」。この単純な、けれども今、社会が忘れかけたこの思いを、もう一度取り戻したいと思うのは決してわれわれだけではないだろう。さわやか福祉財団では、高齢者を支える担い手づくりという目的を超えて、学校でのふれあいボランティア体験、社会貢献教育を積極的に働きかけてきた。優しさや思いやりの心をはぐくむために、そうした活動が子どもたちにとってもそして教師にとっても何よりの教材になる。又、そうした子供たちの姿は、きっと地域に無関心だった親や大人たちも動かしてくれると信じたい。やさしさを取り戻す必要があるのは決して子供たちだけではないのだから。
●主な活動(2)
●スクールボランティアサミット(96年3月〜99年11月現在)5回318名●サッカーさわやか広場(97年9月〜99年11月現在)31回、共催Jリーグ・Lリーグクラブ計11チーム(共催で延べ30回)参加総数延べ3300名●各種報告書・小冊子他