病棟勤務の看護婦と福祉職場の寮母(父)について軽々に比較はできないが、「特別養護老人ホーム」を除くかなりの施設で1人夜勤が行われているのは、入所者等の人数にもよるが、非常事態が発生したような場合を想定してみても、勤務体制として、多少問題があるものと思われる。(第33表参照)
第33表 夜勤を行う職員の職種及びその態様
5 職業性疾患 (1) 介護業務に従事する職員で介護業務を原因とした職業性疾患としての「腰痛」を訴える職員の有無を調査した結果、112施設(回答があった施設全体の55.7%)と過半数の施設で、その訴えがあることが分かった。 これを施設の種類別にみると、「身体障害者療護施設」で76.7%、次いで「特別養護老人ホーム」で69.0%と高い比率となっており、逆に「知的障害児施設」では87.0%、「(重度)身体障害者授産施設」では86.4%、「養護老人ホーム」では70.0%が腰痛を訴えていない。
5 職業性疾患
(1) 介護業務に従事する職員で介護業務を原因とした職業性疾患としての「腰痛」を訴える職員の有無を調査した結果、112施設(回答があった施設全体の55.7%)と過半数の施設で、その訴えがあることが分かった。
これを施設の種類別にみると、「身体障害者療護施設」で76.7%、次いで「特別養護老人ホーム」で69.0%と高い比率となっており、逆に「知的障害児施設」では87.0%、「(重度)身体障害者授産施設」では86.4%、「養護老人ホーム」では70.0%が腰痛を訴えていない。
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