2] 今後の変更の方向〔第41・42表参照〕
i. 「係長級」では、今後昇進格差を「拡大する」が51.9%、「変更しない」が46.8%となっている。
「拡大する」は、企業規模別では「5千人以上」の56.1%が最も高く、産業別では「運輸・通信業」の60.0%が最も高く、「金融・保険業、不動産業」の45.8%が最も低い。
ii. 「課長代理級」では、「拡大する」が52.9%と「係長級」の51.9%より1ポイント高くなり、「変更しない」は46.2%である。
「拡大する」は、企業規模別では「5千人以上」の60.7%が最も高く、産業別では「運輸・通信業」の71.4%が最も高くなっている。「卸売・小売業、飲食店」では「変更しない」が55.2%と唯一5割を超えている。
iii. 「課長級」では、「拡大する」がさらに増加して65.7%となり、「変更しない」は33.5%である。
「拡大する」は、企業規模別では「5千人以上」が72.5%と7割を超えている。また、産業別では「運輸・通信業」が72.7%で最も高くなっている。「金融・保険業、不動産業」は52.0%で最も低い。
、. 「部次長級」では、「拡大する」が62.4%と「課長級」の65.7%に比べ若干減少し、「変更しない」が同じく33.5%に比べて35.7%と増えている。