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作業船設計基準

 事業名 作業船設計基準の作成
 団体名 日本作業船協会 注目度注目度5


5] 予備品には界磁巻線、刷子等を要せず、直流よりはるかに少なくてすむ。

また、一方短所としては、

1] 電動機は巻線形を除いて始動電流が大きい。

したがって、発電機が比較的小さい場合は電動機を始動する際、瞬時電圧降下を起こす。

2] 人体に対する感電度は直流の2倍である。

 

(2) 直流方式の電源

起重機船の動力電源に、直流方式を採用する場合は、電動機一基100kW未満は電圧220V、100kW以上の場合は440Vを使用する。

 

〔解説〕

交流から直流に変換する方式に比べて、小型軽量になる。それ以外の理由は特にない。

直流方式の特色は、交流方式の場合と表裏の関係にある。

 

6.4.2 主発電機容量

081-1.gif

 

〔解説〕

発電機の容量算定については負荷電力よって決める。そのため電力調査表を作り個々のものについて適当な不等率を含んだ負荷率を乗じ所要電力を出す。

以上の方法で(起重機船は主として巻線形電動機が使用されるが)かご形誘導電動機使用の場合、始動方法により始動電流が最大になり電圧降下を起こすので、始動瞬時電流を考慮して発電機容量を決めるが、その尖頭負荷を基準にする必要はない。

次にかご形電動機始動時の瞬時電圧降下がどの位かは次の式で計算する。

 

081-2.gif

 

 

 

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