腕を振って姿勢を良くして歩きましょう。
幼児の歩き方を成人と比較すると、左右の足跡の幅が広く、老人もまた広くなるという調査があります。歩幅を広くすることを心がけると、自然に左右の幅は狭くなり、効率良い歩き方になります。
ウォーキングは、器具が何もいりません。吸湿性の高い服を身に着ければ良いのですから、授産施設の人達が今日からでもできる運動です。
最近はウォーキングをしているご婦人をよく目にします。そのような方たちにボランティアとして協力していただいて、一緒に歩いていただくと良いと思います。そうすれば安全面や、運動効果の面だけでなく、社会性の面でも一層効果的と思います。しかし、そのためには、事前に少し歩く練習をしてください。そして歩行時の色々な癖をチェックし、ボランティアの方に情報として伝えるべき点は伝えたり、障害のある方もウォーキングに対するレディネスを高めておくことが必要だと思います。
注意事項としては、安全に配慮すること、高温多湿のときは避けること、水分を充分補給すること、終わった後は汗を拭って新しい服に着替えることなどがあります。