スボーツマニュアル7]
ゴロ卓球
主に必要な体力
●集中力 ●巧緻性 ●反応時間
卓球は球が3次元に動くので空間位置知覚の未発達の人には難しく、また、相手のコートにコントロールして打ち返すだけの筋感覚やラケット操作はかなり高度な技術を要します。ですから、コートが狭い分、また、球が小さく軽い分慣れない人には難しいスポーツといえます。そのため、初心者はなかなかラリーが続きません。
ゴロ卓球はそれらの問題を解決すべく、3次元に球が弾まないように視覚障害の方々用の鉛入りの球を用います。そして、ネットの下を通すというルールで行います。これですと、初心者の人でも楽しめます。
はじめは椅子に座って交互に打たなくてもよいというバドミントンのルールでやりましょう。ラケットの届く範囲をコートと決め(台の端に見える小さな白いテープよりプレイヤー側です)、それよりネット側のサイドに落ちたボールは相手の負けとします。慣れてきたら、立って交互に打たねばならないというルールでやりましょう。慣れてくると打球も速くなり、競技性が高くなります。