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スポーツマニュアル6]

ジャンプ

主に必要な体力

●筋力 ●柔軟性 ●瞬発力 ●リズミカルな動き

 

1 跳躍(ジャンプ)・前後

はじめは簡単な前後の運動です。運動しやすいようにマークを置きましょう。基本の位置に両脚をそろえて立ちます。基本の位置を中心に、前、基本位置へ戻る、後ろ、戻るのように前後にジャンプをします。写真のようなカラフルなプレートを使うと運動意欲を高めることができます。床にカラーのビニールテープを貼っても、印になります。はじめはゆっくり正確にしましょう。指導者が前に立って方向を声とともに手で示しながら、運動すると良いと思います。

 

2 跳躍(ジャンプ)・左右

次は左右の運動です。膝をうまく使って跳ぶことが課題です。

 

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3 跳躍(ジャンプ)・前後左右

だんだん運動を複雑に変化させます。前−戻る−後ろ−戻る−右−戻る−左−戻るというように順序は規則的にしましょう。慣れてきたら指導者の指示する声に従って跳びます。方向の指示を出す速さは、速すぎると混乱をするのでジャンパーの跳び方をみて調節しましょう。

さらに運動に慣れたら、音楽にのってジャンプです。はじめは、タイミングをとるため1方向2跳躍です。曲の選択は熟練度によってゆっくりから徐々に速いものを選択しましょう。つぎは、1方向1跳躍で跳びます。正確性が増したら、今までの両足ジャンプから片足ジャンプもまぜて、さらに身体の向きもかえてみましょう。

 

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4 左右の脚の動きを反対に

基線を基にして、左右の脚を反対方向に動かします。基線の上に両脚そろえて立ち、一で右足前左足後ろ、二で基線に両脚をそろえて戻る。三で右足後ろ左足前、四で基線といったジャンプですが、前後の脚の幅を大きくすることによって身体に与える刺激は強くなります。運動のはじめは間隔は狭くしましょう。前後に慣れたら左右の運動もまぜましょう。

 

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