以上説明してきた通り、体脂肪率の測定法にはさまざまありますが、異なる方法や異なる機器で計った測定値は厳密に言えば、比較することはできません。体脂肪率を肥満の判定基準とすることは、現在のところ学術的には確立されていないのです。あくまでも大まかな目安と考えていただきたいと思います。 さて、そのことを踏まえた上で、成人の肥満の基準に触れてみたいと思います。図1は体脂肪率を指標とした肥満の判定基準です。
以上説明してきた通り、体脂肪率の測定法にはさまざまありますが、異なる方法や異なる機器で計った測定値は厳密に言えば、比較することはできません。体脂肪率を肥満の判定基準とすることは、現在のところ学術的には確立されていないのです。あくまでも大まかな目安と考えていただきたいと思います。
さて、そのことを踏まえた上で、成人の肥満の基準に触れてみたいと思います。図1は体脂肪率を指標とした肥満の判定基準です。
図1 体脂肪率を指標とした肥満の判定基準
男性で25%以上、女性で30%以上が軽度肥満、男性で30%以上、女性で35%以上が肥満であると一般的には考えられています。ただしこの基準は、先に述べたようにあくまで一般的なものであって、学術的に確立したものではありません。 図2は体格指数(BMl;BodyMassIndex)について説明しています。
男性で25%以上、女性で30%以上が軽度肥満、男性で30%以上、女性で35%以上が肥満であると一般的には考えられています。ただしこの基準は、先に述べたようにあくまで一般的なものであって、学術的に確立したものではありません。
図2は体格指数(BMl;BodyMassIndex)について説明しています。
図2 BMlを指標とした肥満の判定基準
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