IV 問題点の把握と課題
これまでの状況から、以下のような点が考察できる。
1] リピーター確保のために、成人や学生を対象に海大好きクラブ(仮)。子供達を対象に海の子クラブ(仮)を結成する。そして会報や特典などを企画創設する。
2] 参加者の満足度において、地域を紹介するガイドの役割が極めて大きいため、人材育成や組織化が不可欠かつ重要となっている。ガイドの個性が大切だが、能力等の個人差をいかにするか。
3] 事前にレクチュアーをする時間が必要で、地域に対する愛情、愛着を感じさせるように、好印象を与えるような指導し接する。
4] 有料プログラムと無料のものの明確化。経験のある人とない人、学習型とレジャー型の比較をする。
5] 既に実施している地域とは、海・漁業体験教室推進のためのマスタープランに基づき連携の方向を整理し、協力体制を探る。
6]本事業を地域のお祭りやイベントに、どのように組み入れてもらえるかを探る。
7]食事の内容も大切だが、提供する話題の中味が重要である。また距離によっては歩くことや自転車を利用することが大切。交通は参加者の状況や荷物が多い、少ないという点などを考慮しながら、ケースバイケースで対応する。民宿もいいが、ワイルドにテントやバンガローも可能であろう。