6] 危険回避ヘシフトする。
7] 安全指導マニュアルを作成する。
8] 中止する勇気をもって活動する。
II 安全注意義務と安全基準について
1] 病院の電話番号や救助用具を完備する。
2] 救急法や蘇生法のできる人を完備する。
3] 施設用具のチェックは、使用する度ごとに行う。
4] 一般に8才以下の児童は手段行動がないと見なされており、14才(12才ともいう)以上ならば、大人と同じ健康管理の判断力があるともいわれているが、中学生以下は保護者とともに参加してもらうのが望ましい。なおこの時には、一方的な説明だけでは伝えたことにはならないため、十分な説明をし、理解をさせる。
5] 個人が習得する技量の差を十分認識し、個人差にあった段階的育成と指導をする。
III 安全対策
1] 必ずフィールドの下見を行う。
2] 参加者の把握(健康状態、インタビューなど)をする。
3] 応急処置をマスターする。
4] 保険・レスキュー体制の確保をする(関係者はその内容を十分理解しておく)
5] 参加者に対し、安全についてのインフォメーションを行う。
6] フィールドに対応して気をつけたい魚介類や、危険個所の把握をする。
7] 制限区域には、縄を張ったり、目印を付けたりして、誰にでも明確に分かるようにする。
8] 参加者全員に道具や説明が行き届くようにする。そのことが、注意を逸らさないことになり、プログラムに集中させることで危険を防ぐことになる。
IV 自然への配慮(フィールド保全)
1] 動植物を無用に採取しない(魚介藻類は量や大きさを競わない)。
2] ゴミを捨てない。トイレや騒音など公衆道徳を守る。
3] 利用する自然は、原状回復ができる範囲で活用し、特に磯の場合には注意する。
4] 楽しく、面白く遊びながら学ぶことが基本である。
5] 禁煙ビーチの設定など衛生や環境保全に努める。特に、汚して清掃することよりも始めから汚さない対策を講じる。