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7] その他、理念の確立、地域内の調整、他の関連主体との調整、情報発信など。

8] 意識と情報の共有化、レジャー行動などについて学習する。

9] 企画・運営。海及び漁業或いは自然学習などに興味のある層に狙いをしぼることが重要となる。またスローガンには具体例をあげること。気楽で陽気な雰囲気を演出、工夫する。

10] 安全管理。応急処方、事故防止の対応方法など。

11] 財政管理。マーケッティング手法、会計処理など。

 

II 「海の博士」の研修会(例)

 

仮にA級とB級に区分する。A級は、ガイドの初心者、B級は熟練者とする。

(研修) 2泊3日の研修会に参加することにより認定する。

(場所) いずれは全国8ブロック程度で実施予定。

(目的) 海・沿岸域の自然解説活動(インタープリテーション)の考え方や活動の組み立て方を学び、具体的体験を通じて自ら解説活動や体験活動を実施運営していく能力を養う。

(対 象) 経験に応じ、以下の2コースに分けて実践する。

A級(入門コース)…指導、ガイド活動を行った経験がほとんどなく、本研修の受講経験のない者。

B級(フォローアップコース)…本研修を受けた経験があり、指導、ガイド業務に従事している者。

 

≪研修のねらい≫

1] 海・漁業体験教室の方針や方法について理解する。

2] 海・漁業体験教室のプログラムの全体像を理解する(説明型・参加型・参加者主体型)。あるいは対象別指導方法などを理解する。

3] プログラムの企画作成の技術や考え方を学び、実践する。

4] 全国の仲間とのネットワークをつくる。

5] 参加者自身のねらいを達成する。

6] 資源の分布状況を把握し、資源・資産の価値を評価できるようにする。

 

≪入門コース研修内容≫

1] 海・漁業体験教室を理解するための講義と実習。

2] 参加者に対する接し方に説明型、参加型、参加者主体型などがあることを知り、人に伝えること、感動させる手法などについての講義と実習について学ぶ。

3] プログラムの全体像を理解する。また活動内容のプログラム作成および実習について学ぶ。

4] 海洋レジャーや漁業における法規、条例などについて知る。

5] 野外活動技術、教育について知る。

6] 安全講義、緊急救助対応について知る

7] 各種制度について知る。

8] その他、指導、ガイトのノウハウ技術の確保について

 

 

 

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