・漁業権者として海に関わる新事業に対し有効、積極的に利用すべき。
・今の事業範囲で対応できなければ、新組織(漁業公社)を作って対応すべきである。
・元気な漁村作り推進事業で、地曳網等の漁業体験や水辺の自然、地域文化などのふれあい体験を実施。
・漁業者は、海は自分達のものという気持ちが強い。このことが海洋レジャーの障害になっている。
・漁業経営の安定には、海レクの情報を入手し積極的に取り組んでいくべきである。
・漁業者が海水浴場を経営するぐらいのことがあってもよいのではないか。
・マリーナの管理委託、海浜公園の管理受託などを受け入れるための人材や組織の教育、変革が必要。
・漁業も第3次(観せる、教育)に移行してもよい。環境保全や秩序維持のルールを守ることが前提である。
・企業などへ観光漁業をアピールし、ニーズに応えて参加してもらうような経営努力が必要。
・正組合員42名の小規模漁協のため、近隣漁協や市町村と連携しながら事業化を図る必要がある。
問17 今後取り組むべき課題があれば具体的に教えて下さい。
― 問17の回答のまとめ ―
・海レクと漁業者のトラブル防止は、マナー向上の啓発が最重要事項である。現状ではゴミ、不法係留、違反駐車、密漁、風紀問題など、経済効果と引き換えにできるものではない。 5
・交通アクセスや駐車場の整備促進により、集客能力の向上を図る。 3
・漁家所得向上のためにもブルーツーリズムの積極的導入が必要であるが、生活基盤整備事業(環境、衛生対策)が求められている。 3
・海苔養殖が主体であるため、養殖漁業の大切さを身近に学習させる機会を増やすべきと思うが、輸入に押され漁業が成り立たず、ブルーツーリズムも成り立たなくなると思われる。 2
・ブルーツーリズムは後継者対策としてならないか。 2
・宿泊施設がない。 2
・ブルーツーリズムは評価段階であり、推進方策について漁業者のコンセンサスづくりに取り組む。
・ブルーツーリズムの規模としてある程度の規模が必要。
・ブルーツーリズムの補助事業制度や事業メニューを示し、活用を図るべきである。
・ブルーツーリズムの実施は画一的なものでなく、地域の実情や地理的条件など、様々なケースに対応したアクションプログラムの構築が必要。
・総合的な情報収集と漁業者の調整。
・漁業者の対人の接し方(接客業であるという自覚の醸成)。意識改革。
・海をきれいにするための漁業者及び地域住民の意識向上。
・魚介類の消費拡大。漁家の安定経営のために。
・海を資源として生かすべき最大の努力の必要性と自然の共存。3次産業との複合による安定生活。
・条例の制定。保護水面の設定。漁場利用協定の締結。資源管理協定の締結。遊魚者の組織化。遊魚者に対するマナーの啓蒙。第3種共同漁業権の取得。