・漁協同士が申し合わせ、遊魚者団体に連絡している。
・海レクを規制する法律はないが、漁業者には各種規制がある。全国に例のある漁業者と遊魚者との協定は、遊魚者を無規制の中で、漁業者が締結しなければならないことは不合理である。
・漁協、漁業が主であるとの考え方は変えさせてはならない。
・地元外の遊魚船と話し合いの場を作っている。
・マスコミなどに、海難事故やトラブルの啓発協力を要請する。
・海レク者が入っていないので、トラブルは起きていない。
・事業企画書を提出してもらい、協力できるものがあれば協力しているので、特段悪い関係はない。
・漁港管理を、市や県から漁港管理にすべきではないか。
・漁協、町が中心となり、ダイビング業者と漁業者が一定のルールを作るしかない。
・船主組合との話し合いをし、意見の合意を見た。
・漁業者とレジャー関係者の話し合い、シンポが必要である。
問15 ブルーツーリズムを推進する上で、いま漁協には何が求められると考えますか。
1] 何よりも漁業者の体質改善、意識改革が必要。 234
2] 漁協も観光漁業などサービス産業をもっと取り入れるべき。 194
3] 海にかかわる新しい事業に取り組むこと。 142
4] この地域においては漁協は漁業中心で行くべきだ。 116
5] 赤字経営体質から脱却するためにはもっと企業センスが必要。 109
6] その他( ) 13
― 問15その他の回答のまとめ ―
・漁獲物に対する付加価値対策が必要で、そのために地域特性をアピールする特色ある推進が必要。 2
・漁業中心であるが、サブとしてブルーツーリズムを取り入れることを考えてもらいたい。 2
・推進する目的意識を確立することが先決。
・先ず海において生計を立てている漁業者の生活権を守るべきである。
・より多くの漁業者、地域住民の参加が得られるための努力が肝要である。
・画一、均一的にブルーツーリズムを推進することはよくない。各地域ごとに、地域特性を打ち出せるかどうかが問題である。金太郎飴になるならば成功はしないであろうから止めるべきだ。
・遊魚者層を含め、海レクなどのニーズが増えていることから、これを無視することはできない。漁協組織は、水協法の理念を基本として、何ができるか、何をすべきかを、役職員、組合員全員が考えていかなければならない。
・観光漁業を取り入れたいが、モラルの悪質化、風紀の乱れ、漁場占拠、漁具破損被害など、漁業者側からみるとマイナス面が強すぎる。漁場秩序の確立はできないのではないか