沖縄・名護市:53年より年1回、市、観光協会、商工会、漁協がハーリー大会を共催。1,600人が参加、増加傾向にある。
沖縄・嘉手納町:62年より年1回、5月に漁協がハーリー(海神祭)を開催。3,000人が参加、増加傾向にある。地元から100人が協力する。
沖縄・上野村:8年より年1回、漁協が海神祭(ハーリー)を開催、600人が参加、増加傾向にある。地元から500人が協力する。
13 漁村の伝統的お祭り、文化など
青森・種市町:本町は日本最古の民謡、盆踊りを継承している。日本三大盆踊りサミットを開催した。また毎年伝統芸能を披露している。
秋田・金浦町:元禄時代より継承されている。年1回、観光協会が掛魚まつり(寒タラの守護神に感謝する。見物人に鱈汁が振舞われ、郷土芸能、鱈調理実演、鱈担ぎ体験、直売など)に5,500人が参加、増加傾向にある。地元から100人が協力している。
千葉・白浜町:39年より年1回海の日に、観光協会が海士まつりを主催。音頭総踊り、竜神の舞の奉納、海士の夜泳などの他に、有名な海士の口笛や遊泳方法、呼吸方法など伝統漁業の操業の伝承を果たす。県内最大の夜祭りで海上安全、豊漁祈願を目的とするとする。その他に稚貝放流や灯台のライトアップと花火大会などもある。地元から2日間延べ200人が参加する。
静岡・内浦漁協:62年より漁港祭り(伝統的奇祭)を開催、25,000〜35,000名が参加する。
愛知・田原漁協:明治の頃より8月15日に龍宮祭(海上安全祈願)を開催している。300人が参加、増加傾向にある。
三重・相生漁協:元年より年1回、町内会、観光協会、婦人会などとクジラ供養祭を共催、増加傾向にある。地元から300人が協力している。
和歌山・太地町:60年から年に1回、民芸保存会が中心となり古式捕鯨イベントを開催している。500人が参加、増加傾向にある。地元は全員が協力している。
和歌山・日高町:63年より年1回、実行委員会がくえフェアー(くえの解体、重量当て、利き酒大会、歌謡ショー)を開催、翌日は奇祭クエ祭り。2,000人が参加、増加傾向にある。地元から15人が協力する。10月にはクエ試食会(カラー魚拓講習会)を開催している。
広島・福山市(鞆の浦漁協):370年の伝統を誇るタイ網漁を大正12年より観光化した。現在は観光協会が5月の1ヶ月間に産卵に来る鯛漁を見学する。所要時間は2時間(古式そのままに大漁祈願の舞、漕出式、出漁、網しぼり、水揚げなど)、網終了後は史蹟巡りも行なう。大人3,000円、子ども2,000円、14,000〜15,000人が参加しているが減少傾向にある。地元から80人が協力している。
山口・祝島漁協:1,100年前の伝統的祭りを継承している。