島根・五十猛漁協:10年より年1回、自治会連合会(町の各種団体)と漁船の航海体験(小中学生)や漁労体験(中学生)を共催。500人が参加、増加傾向にある。地元町民100人と小学生255名が協力している。
神奈川・腰越漁協:55年より年1回、教育委員会と共催し、小学校高学年300人を対象に砂工作を開催。58年からは年1回、小学生120名を対象にワカメ養殖体験学習(ワカメの種付け作業から額引作業をし、収穫後は料理と会食)を開催。さらに5年からは年1回、小学4,5年生と父兄を対象に〜海からの郷土見学〜を実施している。地元から40人が協力している。
千葉・和田町:後継者対策として中学1〜2年生8人に対して水産教室(水産の説明、漁船乗船体験、釣り体験、栽培センター、博物館見学、料理教室)を実施、人気を博している。地元から20人が5日間協力している。
新潟・南浜漁協:元年より年1回、漁協単独で地元小学校(100〜300人)の年間行事とセットで地曳き網を体験している。
新潟・筒石漁協:7年より年1回、漁協青年部が全小学生100人に地曳網体験を実施、のち小学生自身が魚をさばいて浜焼きにして食べる。地元から20人が協力している。
新潟・水津漁協:5月には子ども達に体験学習を開催した。
新潟・能生町:10年より年2回、漁協青年部がさかな教室を開催。いずれも増加傾向にある。
富山・赤川漁協:11年より年1回、公民館と地域の子ども達200人に対して地曳き網&大漁鍋を提供。増加傾向にあり、地元から40人が協力した。
富山・氷見漁協:5年より年1回、市と漁協青年部が「親子ふれあい漁業体験教室・魚祭り」を開催、50人の子供たちが参加、減少傾向にある。地元から30人が協力した。
福井・芦原町:8年より年1回、指導者連絡会が地曳き網を主催。100人が参加、好評である。
三重・桃取町漁協:11年より年1回、現在は地元小学生100人に対してサマースクールの一環として釣りや魚のつかみ取り、バーベキューなどを行っている。人気があり大好評、地元から50人が協力。今後は海水浴場を活用して対外的に広げたい。
三重・長島町漁協:12年より町と共催、10〜20人の小学生に対して漁業体験教室を実施。今年夏からは中学生の体験教室も実施する。地元から15人が協力した。
兵庫・福良漁協:元年より年2回、漁協単独で漁業体験(漁業の勉強)を実施、50人が参加、減少気味、地元から10人が協力する。
岡山・小串漁協:2年より、漁協単独で地元小学生90人に定置網等の体験漁業をしている。
岡山・笠岡市大島漁協:2年より年1回、アサリ養殖魚場を小学校に貸して、児童とPTAが観察、採取した後に一人暮らしのお年寄りに提供している。また幼稚園や小学生に定置網、海苔養殖や加工場で海苔の収穫から完成までを見学体験してもらう。さらに小学生は定置網、底曳き網を体験し、魚の料理やつかみとり、エビなどの中間育成、放流事業に参加協力をしている。1回の参加人数は5〜60人、増加傾向にある。
広島・福山市:環境庁野生生物事務所と市などが主催し、島の自然観察ハイキング(磯の生物観察・オリエンテーション、海浜植物の観察、磯の生物、地層・地形の観察、植物観察、海上から地層・地形の観察、遊歩道の散策など)に小中学生と保護者100名が参加、講師には教育委員会や小学校の先生がなっている。