佐賀・鹿島市:3年より修学旅行コースに見込んで干潟体験(遊びも含んで)を地区振興会が主催、これまでに70〜80校、延べ8,900人が参加、増加傾向にあり、地元からは10人が協力。一般は1,500円、修学旅行生は1,300円、いずれも30名以上で催行する。
長崎・鷹島阿翁漁協:滞在型観光施設モンゴル村と提携し、都市交流を実施したい。作業準備室兼休憩室、漁具倉庫など体験漁業管理施設を整備し、後継者確保、水産物の消費拡大、雇用の場の創設などを図っていく。
≪地域外に対する海の体験教室など≫
青森・岩崎村:11年より年2回、漁村交流推進協議会が海の子教室(4泊5日)を共催、20人を募集、増加傾向にある。地元から20人が4日間協力する。スノーケリング講習と海中散策、磯の生き物観察・学習会、ウミホタル&蛍見学、海草押し葉づくり、漁網網外し・魚さばき体験、水辺観察&山菜採りなどを行なう。参加料は東京(小学生25,000円、中学生35,000円)、地元8,000円。
宮城・志津川町:元年より年1回、観光協会と日本旅行社がトムソーヤクラブ村を開設(海・漁業の体験学習・キャンプ)、都市の小中学生50人を募集、横ばい状況にある、地元から30人が協力する。
茨城・旭村:海のない他県が海浜自然の家を保有、海の自然と触れ合う(磯体験、漁師体験、筏遊びなど)。海の暮らしと触れ合う(漁港と魚市場、栽培センターで育てる漁業など)。海辺で生活(原始道具体験、野外調理、原始食体験、海辺の集い、魚料理教室など)のプログラムを組み実施している。
千葉・鋸南町勝山漁協:11年より年1回、近畿日本ツーリストと「子ども長期自然体験村(定置網、水産加工体験、星座観察、田舎寿司づくり、漁師さんに聞く捕鯨の歴史、磯遊び、す潜り体験など)」を共催。30人のこどもを対象に14泊15日(7月20日〜8月3日・88,000円)で実施、増加傾向にある。協力団体(町、野外教育・体験活動研究会)として参画するとともに、地元から10人が協力している。
千葉・習志野市:12年より年1回、少年少女洋上教室(大型客船日本丸で1週間のサイパン旅行)を隣接市と共催。120人を募集する。
千葉・和田町:12年より年1回、ネイチャースクール(森に入る、鯨解体見学、くじら学講習、ハイキングなど社会人、大学生対象、参加費12,000円、年6回、鯨学、農業学、里山学、花学2回)に27人が参加、地元から20人が協力。人気を博している。
神奈川・藤沢市:9年より年6〜7回、シンポジウムや交流会を開催。100人が参加、増加傾向にある。地元から6日間延べ60人が協力する。