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岩手・釜石市:10年より年4回、日帰りか1泊2日の体験型旅行(グリーンツーリズム、養殖作業の見学や体験、農作業も)を実施。15〜25人が参加、地元有志の会に市が支援している。

岩手・田野畑村:修学旅行(1〜2時間と1泊2日コースがある。)を受け入れている。畑や牧場作業、牛乳加工、パンづくり、定置網見学、海藻加工、ハイキング、自然にやさしい洗剤づくり、燻製品や藁細工(ぞうり)づくり、チャグ馬絵付け、炭焼き、雨天の時は宝石加工、焼き物体験など四季全てに対応している。

岩手・大浦漁協:10年よりラベンダー祭りを開催、ラベンダーの収穫、加工、ウニの殻剥き、浜でバーベキューなどを体験する。JTBバスツアー(6台、170人)の参加あり。7月に農家、漁家、民宿等が主体となり、グリーンツーリズム実行委員会を結成、ときめき体験グリーンツーリズムを展開するために参加者9人(県内3人、県外6人)でモニターツアーを実施し、課題を洗い出す。11年6月には日帰りですき昆布作り、神輿、山菜取りを体験。10月にも1泊2日で鮭一本釣り、椎茸の収穫、枝打ち、11月チョロギの収穫から加工のツアーを実施した。

宮城・志津川町:30年代より随時、各民宿が独自で海・漁業体験を実施している、横ばい状況にある。

千葉・和田漁協:有志により子供と父兄6組(15人)による漁業体験ツアーを実施、鯨の解体や定置網の見学、ハイキング、漁業者の人による水産の説明、漁業者の家に民泊などを実施したが大好評であった。

石川・内浦町:9年から6〜10月に7隻でイカ釣り体験を実施、チャーター料は15,000〜30,000円。

静岡・松崎町:12年より修学旅行の生徒を受け入れた。ダイビングなどの繁忙期を除いて年間実施する予定。今回は民宿37軒で300人を受け入れた。地域では観光協会、民宿協会、漁協が協力。増加傾向にある。

京都・伊根町:12年より年1回、漁協が企画し、漁業体験ツアー(オリエンテーション、水視漁業、蛸壺漁、船釣り、もんどりかご漁、和船漕ぎ、定置網見学、バーベキュー、宿泊は漁業者の家)を実施、募集人員は50人、地元から20人が2日間協力する。新規事業のため格安の1万円とした(小学生は半額)。

岡山・牛窓町漁協:以前より年2回程度、漁協単独で学校研修を受け入れている。参加人数などは学校により決まるが人気を博している。

山口・祝島漁協:11年より島ん学校を開催、オリエンテーリング、キャンプ、お化け大会、スターウォッチング、漁り火遊び、素潜り、スナメリウォッチングなど2泊3日間にわたり実施。

山口・見島漁協:10年より年1回、大阪方面の中学生の修学旅行(2校-1校で190名程度)を受け入れ、サザエ網漁を体験させているが喜んで帰っていく。漁協が組合員30人に協力を要請した。サザエ網漁には4〜50人が乗船した。

佐賀・福富町漁協:9年より年1回、町とふれあい体験ツアーを共催(募集人員を絞っているため80人を募集、東京からも参加者があり、東京から飛行機代5万円うち2万円が個人負担、3万円は町が負担)、東急観光が協力。有明海クルージングや干潟体験、潟スキー競技、干潟遊び、熱気球やレンコン掘りなど各種催し物を実施。漁協関係者だけで30人が協力した。

 

 

 

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