日本財団 図書館


山口・柳井町:4〜10月まで年に10回程度、漁協青年部が観光地曳網(大網-20名、15万円。小網-10名、10万円)を実施。150人が参加、増加傾向にある。地元から5人が10日間協力。

香川・池田漁協:元年より年6回、青壮年部により地曳網を実施。人数に関係なく1網12万円。300人が参加、減少気味。地元から8人が協力している。

香川・東讃漁協:11年より年20回程度地曳網を共催。50〜100人が参加、増加傾向にある。地元から7人が協力している。

愛媛・伊予漁協:季節的に地曳網体験を共催。50〜200人が参加、増加傾向にある。

愛媛・瀬戸町:漁業青壮年部が海の集いとして地曳網を復活、鯛めしや魚を焼いて食べる。

佐賀・唐津市:43年より年20回、個人(4人)が観光地曳網を実施。30〜150人が参加、横ばい状態にある。

長崎・平戸市:元年より観光地曳網を実施している。

熊本・岱明町:60年より地曳網(B&G併設)を随時開催、1回30人が参加、減少気味である。ボランティア的な存在である。

 

≪定置網観光≫

千葉・西岬漁協:5年より年30回、小型定置網体験と魚の販売を開催。25〜30人が参加、横ばい状態で、地元から5人が協力している。

富山・滑川漁協:ホタルイカの海上観光を実施。明治時代から行なわれていたが、62年からは4月中旬から5月中旬までの1カ月間、観光協会が漁協の協力を得て、夜明け前(午前3時)に出航、ホタルイカの定置網漁を観光船から見学する(大人3,000円、子供2,000円)。要予約。ホタルイカミュージアム(入場料大人800円、子供400円)も建設されており、1シーズン2,000人が参加、地元から6人が30日間協力する。

福井・船生漁協:11年より年140回、観光組合と大型定置網見学を共催(観光専業モデル事業)。

静岡・松崎町:大型定置見学は見学者も少なく、保険などの対応もしなければならないため取りやめた。

京都・伊根漁協:11年より漁協単独で観光定置を実施、予約制で40人が参加、減少気味である。

京都・五色町漁協:体験定置網漁業を実施している。

広島・内海町:61年より、漁協単独で定置網体験(鯛コースは大人6,500円、子供3,000円、ふぐコースは大人1万円、子供5,000円)、底曳き網漁体験(6人まで48,000円)、打瀬舟体験(大人3,500円、子供2,000円)を始めた。年間2,000人が利用、昼食は地元産の魚介類料理とし、獲れた魚は購入することができる。現在は予約制で、利用者も定着化し、余り増減はない。申し込みがあれば、参加人数に対して登録漁業者25人に割り当てている。

徳島・鞆浦漁協:11年より年30回(参加希望がある時)、町振興課が大型定置網漁業体験を主催、250人が参加、地元から30人が協力した。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION