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(2) 100〜200GT未満の船舶

このクラスの船型は、そのほとんどは貨物船、タンカー、タグボートで構成される。鳥羽、伊良湖水道方面に向かう船舶は自主分離通航帯と大王埼間の水域を利用し、とくに鳥羽方面の航跡は布施田水道を通航するものが多く、その航跡は他の航跡に比較して陸寄りを利用する。また、伊勢湾に入らず遠州灘を航行する船舶は自主分離通航帯を斜航する経路となるため、自主分離通航路内でこれを通航して伊勢湾に出入りする船舶と見合い関係を生ずるおそれがある。また、このクラスの船舶は布施田水道を通航するものも多い。

 

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図5.25 100〜200GT未満の航跡状況(48時間累積)【北航・南航船】

 

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図5.26 布施田水道航行船の航跡(100〜200GT未満)【北航・南航船】

 

 

 

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