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女性懇の今後の活動について

司会 会長さん方のボルテージが徐々に上がってきましたね(爆笑)。もっとお話をお聞きしたいんですが、時間の都合もありますので、最後に今後の女性懇の活動の在り方、役割についてどのようにお考えなのかお聞かせいただけますか。

兵庫(田良原) 神奈川の女性懇がかなり以前に発展的に解散をされたという事も聞いていますが、女性懇の役割はまだなくなっていないと思うんですね。けど、時代が大きく変わろうとしているのも事実ですしね、この変化に対応して二十一世紀での女性懇の活動をどうしていくのかが課題やと思います。

京都(西田) 男女雇用機会均等法や男女共同参画基本法がこれだけ前面に出てくるのは、まだまだ男女格差があるということで、女性委員として取り組まなければならない問題が山積しているんです。女性懇はこのような女性委員の活動の拠点だと考えています。

奈良(増田) 古い委員がお辞めになって、それに代わって、若い女性委員が増えてくると考え方も変わるでしょうが、今は女性懇のこれまでの活動に少しでもプラスした活動をしたいと考えてます。

滋賀(後藤) 今日、皆さんのお話を聞いて、女性懇の活動についていろいろ考えさせられましたが、各女性懇の出発点、活動内容、歴史それぞれ違うんで、滋賀は滋賀としての在り方を考えていきたいと思います。

 

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大阪(辻、新家) 皆さんの意見と逆行すると思うんですが、大阪では、地相協のなかの機関紙編集委員会や研修委員会は、男女ほぼ同数で構成されているので、女性懇がいるんかなと考えるときもあるんです。けど、地相協の役員は女性委員がやっぱし少ないし、女性懇が頑張らなあかんと思います。

総務部長 今、男女共同参画社会の実現という大きな流れがあるのは事実ですが、このような流れがあるから直ちに女性懇はいらない、いるという議論は短絡的過ぎるのではないでしょうか。そういう流れのなかで女性懇の役割をどうするか、どう位置づけるかをもう一度議論することが重要ではないのかなと思います。女性懇の中だけの活動に終わらせずに、関係機関、各種相談委員等との連帯、連携、協働ということを十分意識する必要があるのではないでしょうか。今後、お互いに知恵を出して行きたいと思います。

司会 そろそろ時間もまいりましたので。

(出席者一同から、年一回でもいいからこのような機会を是非とも持ちたいという要望が総務部長に出された。)

総務部長 長時間本当にありがとうございました。そのご要望には、「来年もお互いに元気でまたお会いしましょう。」とお答えさせて頂きます。

(出席者一同盛大に拍手)

 

 

 

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