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イ. 照会の内容

照会事案は、次表にみるように「保険料及び費用負担に関するもの」が最も多く、次いで「制度一般に関するもの」「介護保険の申請手続・認定」「介護サービス」及び「相談窓口の教示」となっている。また、介護ヘルパーの資格等介護事業に関するものも少なからずみられる。

事案の内容は、当初は制度や手続きの仕組みに関する一般的な事項が主であるが、制度施行後は後段の事例にみられるように具体的な事象や問題等に基づく内容となっており、中には苦情的要素を持つものも少なくない。

 

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○制度一般

「介護保険について知りたい」「介護保険の仕組みについて教えてほしい」など制度の内容を問う照会が大多数を占めているが、次にみるように「国民健康保険と介護保険との関係」「介護保険と身障者福祉サービスの関係」など既存制度との関係についての照会が少なからずみられる。

(主な事例)

・介護保険制度の下では既存の福祉施策は具体的にどのようになるのか。 (11.5山形)

・介護保険と健康保険とではどちらが優先するのか。 (11.6.北海道)

・介護保険制度と生活保護の関係について教えてほしい。 (11.10.熊本)

・身障者は介護保険を利用できるのか。 (12.3.東京)

・介護保険と身障者福祉サービスの両方が適用される者は自分の好きな方のサービスを受けることが可能か。 (12.5.島根)

○相談窓口の教示

「介護保険のことはどこに尋ねればよいのか」「介護保険に関する苦情はどこに申し出ればよいのか」などの相談窓口の教示を求める照会のほか、「痴呆の夫の介護相談」や「痴呆性高齢者の介護相談」など具体的な介護相談に関する照会も寄せられている。

○介護保険の申請手続・認定

「介護保険による介護申請手続きを知りたい」「認定申請窓口はどこになるのか」等の照会に加え、申請手続きについてどうすればよいのか高齢者の不安を裏付ける照会がみられる。

また、介護の認定については「介護認定の仕組みや認定までの手続を教えてほしい」「介護のランク付けの内容を知りたい」等の照会に加え、「要介護認定に不服がある場合の措置」などについての照会、問い合わせが少なからずみられる。

 

 

 

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