介護福祉が行政サービスから個人の契約へと180度の方向転換となり、しかも被保険者はいずれも老齢者であることへの配慮が薄れていないだろうか。行政に寄せられる意見の中には、高齢者が理解し難い「カタカナ標記が多過ぎる」という厳しい指摘もある。 「保険料はどのように算定したのか」や「口座振込の方法が分からない」「年金受給しているのになぜ普通徴収か」などにも多くの問い合わせが寄せられている状況をみるとき、制度の円滑な実施には、本当にきめ細かな対応が必要であることを物語っている。
介護福祉が行政サービスから個人の契約へと180度の方向転換となり、しかも被保険者はいずれも老齢者であることへの配慮が薄れていないだろうか。行政に寄せられる意見の中には、高齢者が理解し難い「カタカナ標記が多過ぎる」という厳しい指摘もある。
「保険料はどのように算定したのか」や「口座振込の方法が分からない」「年金受給しているのになぜ普通徴収か」などにも多くの問い合わせが寄せられている状況をみるとき、制度の円滑な実施には、本当にきめ細かな対応が必要であることを物語っている。
表IV-(9) 福岡市介護保険料に関する相談・苦情集計表(区役所・本庁)
(注) 集計は、平成12年10月4日17時現在。小計には納付書発送前の集計結果を計上している。福岡市介護保険課の資料による。
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